感情的になって物壊したり周囲に迷惑かけたりけが人ださせたりする暴力事件を起こしているだけの事なのに、止めようとしたら「男の闘い(笑)に口だしするな!」と言われてきた女である属性としてはいまさら「男の世界は暴力ガ―力が支配してルー!」とか言われても「は?」だし、まさにマッチョでホモソーシャルで男尊女卑なスクライドにアニメだってそんな内容だし、男様は「熱い!」だの「男らしい!」だの「男泣き!」だの現在進行形でいってるやん。しかも監督がガイドブックで女キャラに対して「スクライドは男の話なので女について語ることなどありません」などというウルトラ女性差別発言をしていたんだけど。大体20年くらい前だったな。
この監督が女性であるCLAMPと組んでコードギアスの監督をしたことにたいしても微妙なんだけど…。しかも今度はあの黒執事の枢やな(女性)と組んで男子フィギアスケートアニメを題材にしたやつやるし…(正確には男子フィギアスケートを元にした架空のスポーツ)(確実にユーリ!と被るから架空のスポーツなんだろうな)
あんなマッチョで男尊女卑でホモソーシャルなスクライドのアニメをつくった男監督が、枢やなさんと組んで男子フィギアスケートに侵略してほしくないんだけど。黒執事と男子フィギアスケートなんてマッチョホモソーシャルと対極やん。
人間の心根なんて死ぬまで変わるわけないし、隠してるだけで所詮スクライドの時のままだろ。
北欧のドキュメンタリー映画「悔やむ人たち」というのがあるのですけど、辛い「男の世界」から逃げて女になったら、女性差別の現実に耐えられず「男に戻りたいシクシク」となってたんですが、辛い男の世界(笑)とは???
そもそも男って男同士なら下手にでるけど、腕力で勝てる女にならでかい顔してるし、さんざん「女は口が達者だから男は殴りたくなるんだ(キリッ)」とかいってるやん。「男は論理的!理性的!女は感情的!」とかいってる同じ口で。男同士で殴り合うのは辛い男の世界(笑)だけど女を殴るのはいいんですね。へー。
正直「男の世界は辛いんだー!」とかいうけど、普段「男」をいい意味でつかってたり「男」を誉め言葉にしているんだから、それくらい引き受けろよ。なにが「男も男らしさを押し付けられて辛いんでちゅー!」だよ。
古今東西男が女にやってることを考えたら、男が死のうが苦しもうがどうでもいいです。