仕事以外は生活能力皆無な主人公、幸来(さく)
最初は子猫だった黒猫の諭吉が今では人間サイズに大きくなって家事にケアにDIY、裁縫までなんでも出来る猫に成長した。
幸来は終電で帰ることも多いので諭吉に随分と助けられています。
こういう一方的に癒されてお世話される展開、男性向けでは散々見てますよね。女性向けもようやくこういう願望を描けるようになったかと思います。
女性だって散々疲れていますからねぇー。私も諭吉が欲しいです。
女性向けだと諭吉が人間の男ではなく巨大猫な所は女性向けっぽいなぁと。人間の男にしたら「こんな男いねぇよ!」となるので。現実の男が酷すぎて。
諭吉も猫缶目当てに幸来のお世話をしているので、そこはギブ&テイクといいますか。
でも諭吉が完璧なデキる猫過ぎて、違和感が。あと「ペット飼ってると結婚できない」とか「女子力」とか私個人にとってはイラッとする単語をちりばめられいるのがマイナスポイント。
それと二巻で幸来が変質者を体術で撃退する所は必要だったんだろうか。そこは諭吉が撃退する所だったろうに。
今まで通り飼い主を逆に飼育している幸来と諭吉の関係がみたかった。
3巻からは、方向性が元に戻りますように。