どうにか生きています。

反吐をぶちまけます。最近筋トレ始めました。

私のように黒い夜

 

 

私のように黒い夜

私のように黒い夜

 

 

 

何回も読みました。黒人あるあるは女性あるあるですね。

 

長いけど実感したのはここ

 

>>思っていたほど悪くはないぞ、という最初の漠然とした好意的な印象は、ニューオリンズにおける白人の黒人に対する丁重さから生じたものだった。が、その丁重さは表面的なものだった。全世界の丁重さをもってしても、一つの致命的かつ重大な比例――

黒人は二流の国民どころか、十流の国民としてしか扱われていないという事実は、隠しきれるものではないのだ。

黒人のその日暮らしは、その社会的地位の低さを物語っている。よりよい職場を求めた時の丁寧な拒絶、黒ン坊とか黒などと呼ばれること、近くに白人用の便所や食堂があっても、遠くの黒人用の便所や食堂にいかなければならないこと――こういったことに、黒人は平気にはなれないのだ。そういう目に遭うたびに、古傷が口を開き、傷はますます深くなるのである。(P76)

 

あと最後の方の

 

>>そういう立場でグリフィンが学んだのは、“黒人であるということは、単なる色の問題ではなく、辛い体験の積み重ねにほかならない”ということだった。 (P327)

 

これとか。

女性としてはあるあるとしか。女に生まれるのは過酷です。最初から生まれなければ良かったなぁと思っていますし(それで母を泣かせた)、娘を産んで同じ思いはさせたくないから出産しなくてよかったなぁと。

 

グリフィンは数か月で黒人として生活する事をやめて白人に戻ります。ちなみにこの本の初代が出版されてから黒人からは「数か月黒人として生活しただけで恐ろしい経験をしたのなら、最初から黒人に生まれた者がどれだけ恐ろしい経験をしているか考えてみろ」と声がありました。

そしてグリフィンは黒人としての体験記を出版した事によりKKKから襲撃されて殺されかけましたが生き延びました。

面白かった本です。でも正直人種差別はどうでもよくないけど、どうでもいいんだよなぁ。人種差別反対といって女性差別するのはありがちですし。

実際黒人公民権運動の時人種差別反対と言いながら女性差別はする黒人の男に対して「俺たち男は黒人の権利の為に闘ってくるから女は家に居ろ」という言葉で皮肉られていました。