どうにか生きています。

性暴力サバイバーかつ、アスペルガーであることが20を半ば超えてからようやく解った女の備忘録。男嫌い。反吐をぶちまけます。初めての人はカテゴリから「はじめに」をご覧ください。同居者は両親と猫と犬

米原万里「マイナス50℃の世界」

 

 

 

マイナス50℃の世界 (角川ソフィア文庫)

マイナス50℃の世界 (角川ソフィア文庫)

 

 

なくなってしまったのが惜しい人です。

語学を勉強するならこの人の言語に関するエッセイは、読んだ方がいいです。

(この本は言語に関する事じゃないけど)

 

米原万里がヤクート自治共和国(現サハ共和国)へ向かった時の話。

なんと、冬になればマイナス50℃の極寒の地域で、世界で一番寒い国と言われてます。

 

意外だったのが、冬はマイナス50℃にもなる極寒の地域なので肉体労働は全て男性。女性は頭脳労働に従事しているということ。

 

P82の「村をきりもりする女たち―“遊牧民”の伝統か?」でも、本の中に出てきた男性たちは牧童、トラック運転手、狩人の職業についてましたが、女性は村長、幼稚園の園長、小学校校長、小学校教師、会計士、獣医についてました。

 

P86で村長が

「この村だけではありませんよ。どこの村も似たりよったりです」

と説明されてます。

 

同じくP86

「極寒の大自然の中で働くのは、やはり男の人でなくてはつとまりません。

留守になった村をきりもりしていくのが女の仕事になります。遊牧民であったヤクート族のむかしからの伝統かもしれませんね」というのです。

 

女たちに荷物を持たせ、妊婦や子連れに席を譲らずふんぞり返り、地味で過酷な仕事は女たちに押し付け、過大評価されて男らしさアピールするときだけ「力仕事は男の仕事」と言い出す日本男児に接してるせいか、無茶苦茶頼もしく感じます。サハ共和国の男性が。

私は男の腕力は、女を強姦する時と暴力振るうときにしか発揮されないと思っています

 

あと寒すぎて冬はスキーができない。春に暖かくなったときだけがスキーを楽しむと書いてあって寒さに対する常識が崩れます。